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Pottal(ポッタル)と申します。これは学生目線でガジェット(主にASUS)レビューするブログです。更新頻度は低いです。

ASUS ZenFone7シリーズの技適通過を確認。日本での発売がほぼ確定。

題の通りASUSトリプルフリップカメラ採用5Gスマートフォン「ZenFone7シリーズ」(ASUS_I002D)の技適通過を10月2日16時37分に確認しました。

 

技適は9月11日付けで 工事設計認証番号は

003-200126となります。

ちなみに、技適マーク自体は(今は無きASUSのファンコミュニティ)A部の部長、Jemmyさんが海外モデルのZenFone7 Proで確認済でしたが、総務省のサイトではまだ反映されていなかったため、(ASUSがテキトーな技適番号をでっち上げることはないと思いますが)真偽が分からず、掲載には至りませんでした。

 

https://twitter.com/jemmy2364/status/1307168168121524224?s=1

ZenFone7シリーズはすでに台湾で発表されており、ASUS Japanも毎年同シリーズを国内発売してきたため当然ながらZenFone7の発売も予想されていましたが、こうして国内発売に向けた動きを実際に確認できたのはこれが初めてです。

ZenFone7シリーズの概要

ZenFone7シリーズはフリップカメラと呼ばれる、くるっと180°フリップ(ページを捲る様に持ち上がる)カメラを備えたSIMフリー(キャリアに縛られずに使える)スマートフォンです。
最大の特徴は、そのフリップカメラで、背面のカメラがフリップすることで最強の画質で自撮りをすることが可能です。

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画像はASUSグローバルサイト(https://www.asus.com/Phone/ZenFone-7-Pro-ZS671KS/gallery/)より



ZenFone7シリーズの詳細は後述するので、ここではスペック表での紹介にとどめたいと思います。

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ZenFone7シリーズのスペック表。ソースはASUSグローバル公式サイトのため、JPモデルとは一部仕様が異なる可能性があります

(2020年10月2日23時:スペック表を追記しました)

ZenFone7及びZenFone7 Proの違いについて

ZenFone7シリーズには、ベースモデルとなるZenFone7(ZS670KS)とその上位機種であるZenFone7Pro(ZS671KS)が存在しますが、今回の技適認証からは、そのどちらなのか(あるいは両方なのか)が確認出来なかったため、この記事ではZenFone7シリーズとぼかした表現をしています。
ZenFone7ProとZenFone7は筐体を使いまわしており、差異はSoC(Snapdragon 865+/865)と内蔵ストレージの容量(256GB/128GB)、カメラにOIS(光学手ブレ補正)を搭載しているか否かという微々たるものです。
そのため、台湾の認証機関(NCC)ではZenFone7もZenFone7Proも同じ認証番号となっていました。
細かい話をすれば、Snapdragon 865とSnapdragon 865+で使われている無線周りのチップが異なる(FastConnect6800→6900)ため、それぞれ技適を取る必要があると思っていたのですが、今回の技適情報からはどちらが発売されるのか、あるいはどちらも発売されるのかが分かりませんでした。


ZenFone7シリーズの技適認証内容及び5Gについて

ZenFone7はZenFoneシリーズ初の5Gスマートフォンでもあり、Sub6に対応します。

今回、ZenFone7シリーズが認証を受けた5G周波数帯は

 3650.01~4050MHzで

bandで言うとn77,n78
にあたります。ざっくりですが、n77は楽天を含む4キャリアが利用するバンド、n78はaudocomoが、n79はdocomoだけが使用するバンドであり、取り敢えずすべてのキャリアで使われるn77の周波数で認証を受けたために日本国内版ZenFone7シリーズは3キャリア(まだ楽天の5Gサービスが始まっていないので何とも言えませんが、一応?4キャリア)

 

(2020年10月2日16時53分:楽天モバイルは9月30日15時半より5Gサービスをスタートさせたため訂正しました)

全ての5Gに対応するスマートフォンになりそうです。
まだ正式発表前なので「周波数的には対応している」以上に確実なことは言えませんが、
もし4キャリア全ての5Gが利用可能であれば、microSDカードと併用可能なデュアルSIMデュアルスタンバイ(5G+4G)なトリプルスロット4キャリア5G対応SIMフリースマートフォンという唯一無二な最強ポジションを確立することとなるため、ASUS JAPANには是非期待したいところです。
バッテリー容量も5000mAhと超大容量のためテザリングも安心ですし、内部スペースの都合上、排他利用が多い中でSIMカードを2つ入れてしかもmicroSDカードも入れられるというトリプルスロットを採用したことは本当に英断だったと思います。

ZenFone7シリーズについて熱く語る

ZenFone7シリーズは、ZenFone6でも搭載したフリップカメラを正統進化させたモデルです。
フリップカメラのメリットは大きく2つあり、1つは真のフルスクリーンディスプレイを実現出来ること、もう1つは言うまでもなく圧倒的な自撮りです。

くるっとフリップでぬるっとフルスクリーン、未だにノッチやパンチホールは狂っとる。

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画像はASUSグローバルサイト(https://www.asus.com/Phone/ZenFone-7-Pro-ZS671KS/)より

(注:この項には長々としたノッチ&パンチホール批判が含まれています。長いので飛ばしたいという方はクリックorタップしてください)
インカメラのために上部ベゼルを太くしたり、あるいは醜きノッチ(切り抜き)やパンチホール(穴)を用意する必要がないため、写真も動画もゲームも、全てのコンテンツが欠けることなく楽しめます。過激なことを言えば、ノッチやパンチホールという妥協の産物はそれ自体が美しくないだけでなく、コンテンツの製作者に対する冒涜でもあります。心血注いで魂まで捧げて作った作品を、ノッチやパンチホールは覆い隠します。その数ドットのために幾晩徹夜をしたことか、ああでもないこうでもないとセルフリテイクを繰り返しようやく満足がいく仕上がりになったと思ったらノッチに削られパンチホールに穴を開けられるのです。
まあ、iPhoneはともかくAndroidの場合は「ノッチ(パンチホール)を隠す」という機能を実装していることもあり、各社の作り込み具合にもよりますが、従来の「欠け」のない表示が可能な場合もありますし、ASUS史上二代目のフルスクリーンディスプレイを語る場でこれ以上のブスいノッチ•パンチホール批判は不粋でしょう。

 


兎も角、フリップカメラによってインカメラ(内カメ)が不要になったためフルスクリーンディスプレイが実現出来ているという話でした。

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画像はASUSグローバルサイト(https://www.asus.com/Phone/ZenFone-7-Pro-ZS671KS/)より



ああ、そう言えば見出しの「くるっとフリップでぬるっとフルスクリーン、未だにノッチやパンチホールは狂っとる」のぬるっとについて触れていませんでしたね。
これはフリップカメラと直接は関係ない話になるので別の項で詳述しますが、ZenFone7シリーズでようやく90Hzのリフレッシュレートに対応しました。高リフレッシュレートはゲーミングデバイスで積極的に採用されてきましたが、ここ最近はゲーマーでない人の間でもトレンドになってきたようです。


自撮りがくるっと撮れるフリップカメラ!自撮り以外にも便利!やっぱりASUSは狂っとる(褒め言葉)

せっかく思いついた「くるっと」と「狂っとる」のギャグが言いたかっただけだろうと言われそうですが、本当に狂っていてしかも便利なんですね、これが。
まず、狂っているというのはお分かりいただけるかと思います。カメラがくるっとひっくり返ったなんて聞いたら、まず相手が酔っていないか、睡眠不足なのではないか、働き過ぎではないかの3点を確認します。要するに狂ってないかのチェックです。だってそうでしょう、普通、カメラは動きません。せいぜいOISでガタガタするくらいです。
別のアプローチから見てみましょう。
短いようで長いスマホの歴史を紐解いても、動くカメラというのは数少なく、ZenFone6やZenFone7のフリップカメラの先行例というのはOPPO N1やOPPO N3くらいしか見つけられませんでした。
あの自撮りのOPPOですら、こんなにも自撮り向きなフリップカメラを僅か2機種で廃止してしまったことからも、設計上の難しさや故障対策あるいは修理サポートのコストなどで難があったのでしょう。動くパーツは極力避けた方がいいに決まっているのにフリップカメラなんて動きの極みですからね。そりゃ当然です。
ちなみにZenFone6の発表後に回転カメラを搭載したGalaxy A80が登場しましたが、その後継機は今のところ報じられていません。まあ、そういうことなのではないでしょうか。
ちなみに日々大型化が続くスマホの世界ですが、内部もやはり余裕がなく各社、如何にコンパクトに、あるいは効率よく放熱するか鎬を削っています。
そんな中、ASUSは設計部門には地獄であろうフリップカメラを決行します。いえ、それどころか当時非ゲーミングなハイエンドスマホ部門では他に類を見ない5000mAhの超大型バッテリーを搭載してきました。いや、本当に正気の沙汰ではありません。せめてどっちかにしてくれと言うべきところを、マザーボードASUSという意地を以て見事にやり遂げました。フリップカメラに合わせた凹型の基盤を2つ重ね、本体下部にでっかい5000mAhバッテリーです。これでスマホを大して熱くならないので大したものです。
フリップカメラ、そしてZenFone6というのは、マザーボードを手掛けるASUSだからこそ、ここまでの域に仕上げられたのでしょう。また、ZenFone6はASUS30周年&新体制を象徴するスマホでもあったため、どうしても譲れない何かがあったと考えられます。
と、長くなってしまいましたが、(おそらく)他社の歴史からも学び、ZenFone6でのフィードバックも活かしたZenFone7のフリップカメラは相当イかした仕上がりになっているはずです。

ずいぶんと前置きが長くなってしまいましたが、この狂ったカメラは自撮り以外にも役立ちます。顔認証?ノンノン、あれは普通のモデルの方が役立ちます。
フリップカメラが輝くのはブツ撮りの時です。
何かを俯瞰撮影しようとした時って、普通ですとスマホの影が被写体に写り込んでしまいますよね?お料理の写真やMy new gear... #はぁ〜また買っちゃった をする時に影があるとイマイチバエません。もちろんリングライトを使えば影の問題は解決しますが、インスタグラマーでもない私はいちいち使うかも分からないリングライトを持ち歩きたくはないです。
でも、ZenFone6(やZenFone7)のフリップカメラではそんな厄介な影問題もくるっと解決です。

スマホを上下逆さまに持ち、カメラを90°フリップ!あら不思議、ほぼ真上の光源に大して影が出ない!これなら俯瞰も怖くない!
また、写真撮影だけでなく俯瞰動画撮影の時も同様です。画面が自分側を向いているのでどう映ってるのかをリアルタイムで確認しながらの撮影が可能なため、かなりインスタグラマーやVlog向きだと思います。
特にZenFone7シリーズでは、ZenFone6よりマイクの数も増えトリプルマイクになる、マイクのノイズキャンセリング機能を強化、音源に合わせて指向性を高めるといった、動画撮影に向いた工夫や進化が見られ、元々高かった動画撮影適正がさらに上がりました。
この分かりやすい強化っぷり…もはや買えと言わんばかりですね。


ZenFone6と比較した際のZenFone7シリーズのデメリットをエアプながら挙げてみる

実機に触れずにデメリットを語るのは、好きではないのですが、取り敢えず触れておきます。
取り敢えず、ZenFone6と比較して重量が増したこと、3.5mmオーディオジャックが廃されたことはデメリットと言えるでしょう。
特にオーディオジャックはZenFoneシリーズの大きな特徴であり、また重要視している人も多いと思われるので、とても残念です。
ASUSはROG Phone 3でも同様にオーディオジャックを廃止しましたが、こちらはサイドマウントコネクタに取り付けるAero Active Cooler 3にオーディオジャックが付いてるため、まだ許せます。が、ZenFone7はマジでない。ASUS、取捨選択を間違えた。ここだけ文体が変わっちゃうくらいない。
なんなら、(どうせ)ちゃっちいスピーカーの大きさを削ってでも搭載すべきだったよ。分解写真見ると、スピーカー小さくすりゃ載せられるんだからさぁ。デュアルフロントスピーカーならまだしも、下側面に配置された不完全なステレオスピーカーなんて音質たかが知れてるんだしさぁ… マジで、次は頼むぞASUS


最後に

お読みくださりありがとうございます。

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