ROG Balteus Qiレビュー:ROG信者なら1万円の光るマウスパッドは買うべき

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著者

Pottal

公開日

2021年01月24日

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さて、今回買ったのはASUSのゲーミングブランドROGが作ったゲーミングマウスパッド、ROG BALTEUS QIです。マウスパッドなんて所詮は布か板、時々たわわ。そんなものにレビューも何もあるか?と思っていたのですが、使ってみたら言いたいことがモリモリ出てきました。よく考えたら服だって布ですからね。布にすらあんなに多様性があり、レビューもいっぱいされてるんですから、板っきれにだって色々あるのは当然でした。しかもこの板、ただの板ではなくゲーミングですからね。もちろん光ります、光る板です。あとQi規格に対応しているのでワイヤレス充電器にもなる板です。これはもう板ではなくROG BALTEUS QIと呼ぶしかないですね。
と、無駄話はここまでにしてROG BALTEUS QIのレビューをしていきたいと思います。

目次

 

これは何?

1万円もするゲーミングマウスパッド。ROGロゴだけじゃなくエッジも光るしQi充電器にもなる。

ROG BALTEUS QIのスペック

  • 寸法(公称値):370 x 320 x 7.9 mm
  • 質量(実測値):約730g
  • 端子(メス): USB 2.0 Type A(パススルー用)、Micro USB(Qi充電用)
  • ケーブル(オス):USB 2.0 Type A ×2(本体接続用とパススルー機器用)、Micro USB to USB Type A(Qi充電用)
  • Qi出力(推定):約5W(USB電流チェッカー実測値5.05V×0.78A)
  • AURA Sync:対応
  • Armoury Crate:対応

略式開封の儀及びフォトレビュー

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付属品一覧

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誰も見ない裏面もROG感満載でかっこいい

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思っていたよりでかい。

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ROGロゴはもちろんのこと、Qi充電スポットもかっこいい。

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ケーブルは編み込まれており最高。ROGロゴもあってこだわりを感じる

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ROG CHAKRAMとセットで使った図。かっこいい。

ROG BALTEUS QIの良いところ

◎光り方は良い

15分割されたライティングエリアを自在に光らせることが可能です。綺麗なのでテンションが上がります。

◎Qi充電器になる

5W程度しか出ませんが、Qi充電器にもなります。

ROG BALTEUS QIのイマイチなところ

△ ケーブルでごちゃつく

ROG BALTEUS QIから伸びるケーブルは2本で、どちらもパソコンに接続し、片方はROG BALTEUSを光らせたりその光り方を制御するために使い、もう片方はパススルー用(ROG BALTEUSに取り付けたUSB機器とパソコンを繋ぐため)に使います。
2本セットな二股になっているため光らせる方しか使わない場合、片方は宙ぶらりんにするしかありません。
また、ROG BALTEUS本体に取り付けられており、取り外しは不可能なため、ケーブルを鬱陶しく感じても仲良くやっていくしかありません。

ROG BALTEUSをQi充電器として使う場合は、さらにもう1本micro USB to USB Type Aの付属ケーブルを取り付ける必要があります。

残念ながら、ROG BALTEUSにあるパススルー用のUSB Type Aポートでは電力が足らず、(なおかつACアダプターは付属していないため)、自分でUSBに5V2A以上を給電するACアダプターを用意する必要があります。

わぁ。ケーブルレスなデスクを目指している人の大敵ですね。ゲーマーはどちらかというと安定性の高い有線を好むので、そういう層には問題ないと思いますが…

△ 別途Qi充電用の取り付ける&ACアダプターを用意する必要がある

めんどくさい。「こんなんケーブル1本で済ませろよ…」と思ってしまいますが、多分USBの規格で流せる電流とかが決まっているのでしょう。きっと。どんなUSB Type Aポートにも挿せる用に汎用性を重視したとか、安定性を重視したとかそういう理由なのです。そうだよね?じゃなかったら許さないぞ。

△ ポート集約部のケーブルが取り外し不可

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掃除しにくいし、断線が怖いので嫌です。
なんでType CとかmineoUSBとかにしなかった。

△ Qi充電の位置がイマイチ

Qi充電スポットは右上端に置かれています。
もちろん理由は分かります。おそらくスマホ等をQi充電しながらでもマウスパッドを快適に使えるように、マウスの可動範囲を一番広く取れるようにそういう配置にしたのでしょう。
マウスは一般的には右側に置くものなので、マウスパッドの右上というのは、マウスパッドの範囲では最も身体(腕)から遠い位置になります。
が、別にスマホを充電しながらマウスパッドを使わない人間にとってはそんなの関係ありません。最もアクセスしにくい位置にあり不便なだけです。
また、右上という場所はまだいいとして、もう少し中央に寄せて欲しかったです。Qiレシーバーはたいてい機器の真ん中にあるものなので、充電スポットが端だとマウスパッドからはみ出してしまいます。

ROG BALTEUS QIのワイヤレス充電機能(Qi)は同社のワイヤレスゲーミングマウスROG CHAKRAMを充電するために使っているのですが、位置がかなり不格好です。

✕ ROG CHAKRAMを充電した時の不格好感

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見て。落ちそう。

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ということで、BALTEUSとROG CHAKRAMでロゴの向きを無理に揃えようとするとマウスが崖っぷちで不安定になり充電出来ないので、マウスの向きを妥協する必要がありますが、これは美しくないです。

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充電するとロゴの向きが揃わないのはカッコ悪い

そのせいか、公式ページでも一緒に使ってる図はありますが「ROG CHAKRAM QIをROG BALTEUS QIでワイヤレス充電している図」はありません。

Qi対応ワイヤレスゲーミングマウス ROG CHAKRAMと組み合わせてみた感想

前述の通り、Qi対応のROG CHAKRAMというROGのゲーミングマウスと一緒に使っていますが、見た目はピカイチです。もう2つで1つと言っても過言ではありません。摩擦感というか滑りもマウスの重さと相まってオーバーランすることなく、かつ重さが苦になることもなく使えています。

が、充電時の不格好感は好きになれません。

いちいち電池を交換したり充電ケーブルを挿したりという手間はなく、定位置にさえ置けば充電出来る≒充電を意識しなくていいという良さがありますが、どうしてもQi充電スポットに置いた時の「コレジャナイ感」が拭えないのです。

ちなみに、ROG CHAKRAMのレビューはこちらになります。

ma2motty.hatenadiary.jp

総評:光るマウスパッドに1万出せるならアリ

まあ、ゲーマー用の製品なので非ゲーマーの私に合わない(not for me)なのは仕方がないです。お前が道具に合わせろ。合わせる。合わないと感じた部分より、綺麗にROG住民税を光らせられたことを嬉しく思います。ということで、ROG信者としては買ってよかった製品です。キレイに光るしカッコいいしですし。

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