ROG Phone 5は80MHz幅のその先、160MHz幅のWi-Fi6に対応する可能性があることが、NCCの資料(型式CCAF215G0020T2 )から分かりました。
これにより、Wi-Fi6環境下(160MHz 2ストリーム)において、従来の2倍の転送速度である2402Mbps(2.4Gbps)の高速通信が行えることが予想されます。
ROG Phone 5が搭載すると見られるSoC、Snapdragon 888にはQualcomm FastConnect 6900が使用されており、Qualcomm FastConnect 6900は160MHz幅の5GHz帯に対応しているため、いずれは160MHz幅Wi-Fi6対応のスマートフォンが出てもおかしくはない状況でしたが、扱いの難しさもあり160MHz幅に対応したスマートフォンは(おそらく)これまで登場していませんでした。
こうした中、ゲーマーファーストなROGが率先して160MHz幅に対応してくれたことは嬉しいですね。
なお、160MHzだけでなく80+80MHzにも対応するかは現時点では分かっていません。
160MHz幅に関しては、Wi-Fi6対応ルーターでもサポートしていないものがあるため(例えば、同じASUSのルーターでもRT-AX89Xは非対応、RT-AX88Uは対応など)注意が必要です。